まず3行でわかる

  • メーグルを使う日は、先に「降りて見学する場所」を決め、最後に名古屋駅へ戻る便までつなげると組み立てやすくなります。1DAYチケットを買えば乗り放題ですが、乗る回数が少ない日には都度払いも候補です。
  • 名古屋駅の乗り場はバスターミナル11番。朝の名古屋城直行、通常の周遊、午後の急行、17時発の短縮便で停車する場所が違います。行きたい場所と出発時刻を両方見て選びましょう。
  • この記事では料金を人数別に計算し、初めての乗車手順と2つの回り方を紹介します。発時刻は公式時刻表、滞在時間と回る順の提案は編集部の計画例として区別しています。

名古屋駅の乗り場・運行日・基本料金

基本情報公式の条件
乗り場名古屋駅バスターミナル11番
1乗車大人210円・小児100円
メーグル1DAY大人500円・小児250円、1枚1人・当日何度でも
運休日月曜(休日なら直後の平日)、12月29日〜1月3日

メーグルの運休日は月曜で、月曜が休日なら直後の平日が休みです。年末年始の12月29日〜1月3日も運休します。月曜の祝日に乗った翌日も同じように使えるとは限らないため、宿泊旅行では日ごとに運行を確かめます。

次に、実際にバスへ乗る回数を数えます。「名古屋駅→名古屋城→徳川園→名古屋駅」のように、途中で2回降りて観光すれば計3乗車です。車窓から見るだけで降りなければ、訪問先の数と乗車回数は同じになりません。帰りを地下鉄に変えるなら、その分はメーグルの回数から外します。

土日休日と平日では通常の周遊便の間隔が違います。公式案内は平日30分〜1時間に1本、土日休日20〜40分に1本。見学終了の直後に次便があるとは限らないので、候補の便を2本見ておくと、見学を長めにした場合の帰り方も判断できます。

乗車・支払い・降車の手順

名古屋駅では駅の案内表示でバスターミナルへ進み、11番とメーグルの表示を確認します。乗り場へ着いたら、利用日の時刻表と行先・経由を見ます。朝の城直行か通常周遊かもここで確認し、分からなければバスの停車中に運転士へ尋ねます。

乗車は前から、降車は後ろからで、料金は先払いです。都度払いなら小銭や交通系ICを用意し、ICは料金箱の読み取り部へタッチします。Suica・ICOCAなども利用できます。家族分をまとめて払う場合は、先に大人と小児の人数を運転士に伝えてから操作します。

1DAYを車内で買う場合は、乗車時に欲しい券種と枚数を伝えます。使用時は裏面の日付を運転士へ見せます。家族で1枚を共有する券ではないので、有料となる人の分を用意してください。既にドニチエコきっぷなどを持っている場合は、買い足す前に使える券か確かめます。

目的地が案内されたら、近くの降車ボタンを押します。降りる前に帰りの乗り場も地図で見ておきましょう。同じ停留所から往路・帰路の両方が出る箇所では、反対側の道路へ渡るだけでは解決しません。乗車前に目的地と経由を確認する習慣を付けると取り違えを防げます。

時刻表の見方|4種類の便と停車順

公式の平日・土日休日運行時刻表(PDF)を開き、利用日の表を選びます。乗る停留所の行と発時刻を見つけ、同じ列を下へ追って降りる停留所の到着時刻を確認してください。

便名古屋駅・名古屋城の発時刻使う場面
朝の直行名古屋駅8:30・9:00名古屋城へ直接向かう
通常周遊平日・休日別の時刻表で確認途中の施設で降りて見学する
午後の急行名古屋城14:23MIRAI TOWERか名古屋駅へ向かう
短縮最終名古屋駅17:00帰路に城などへ戻らない範囲で利用

通常の周遊便は、名古屋駅からトヨタ産業技術記念館、ノリタケの森西、四間道、名古屋城へ進み、徳川園方面から栄・伏見を通り、再び名古屋城などを経由して名古屋駅へ戻ります。往路と帰路で名古屋城を2度通るため、時刻表も同じ名前の行が2つあります。

朝8時30分・9時の名古屋駅発は城が終点で、ほかのバス停には停まりません。城の開園は9時なので、8時30分発で8時45分に着く便を選ぶ場合は開園前の待ち時間も生じます。朝の便に乗れば、そのままトヨタやノリタケへ行けるという経路ではありません。

名古屋城14時23分発はMIRAI TOWERのみを経由して名古屋駅へ向かう急行です。城から徳川園へ行きたい場合や四間道で降りたい場合には合いません。17時の名古屋駅発は短縮便で、帰路の城・四間道・ノリタケの森・トヨタには寄りません。乗る便を決めたら、同じ列を下へ追って降車先があるか確認します。

コース1|名古屋城を見学して昼前に駅へ

名古屋城本丸御殿の外観
名古屋城本丸御殿の外観。名古屋城総合事務所が2019年3月8日に配布した写真です。現在の見学条件は公式案内で確認しています。提供:名古屋城総合事務所/2019年3月8日発表/PR TIMES
区分城発・帰路名古屋駅着
平日・第1候補11:0211:26
平日・次便11:3211:56
土日休日・第1候補11:0211:28
土日休日・次便11:2211:48

名古屋城を見た後、昼前後に名古屋駅へ戻る半日コースです。平日・土日休日とも、名古屋駅9時発の直行便で城へ9時15分に到着します。城の公式見学目安は約1〜1時間30分なので、ここでは10時45分頃までに見学を切り上げ、帰路の停留所へ向かう編集案とします。どこを見るか、入場時の待ち時間で調整してください。

帰りは『名古屋城』のうち名古屋駅方面へ戻る行を見ます。11時2分発は平日・土日休日とも設定されていますが、名古屋駅着は平日11時26分、土日休日11時28分です。見学後の徒歩と停留所での待ち時間を残し、11時2分に間に合わなければ、平日は11時32分、土日休日は11時22分の次便が候補になります。

この帰路は急行ではなく、四間道、ノリタケの森、トヨタ産業技術記念館を経由します。城から早めに駅へ戻って昼食や次の交通へ移りたい人に向く組み方です。途中の施設で降りる予定を加えるなら、その先にもう1回乗るのか、歩くのかを決め、午後の滞在時間と運賃を計算し直します。

往路と復路だけなら計2乗車で、大人1人の交通費は420円。割引を使わず城の通常観覧料1,000円を加えると1,420円です。大人2人と小学生2人なら交通1,240円+観覧2,000円=3,240円。昼食や買い物は別に考えます。この2乗車だけなら、家族全員に1DAYを買うより都度払いの方が260円安い計算です。

本丸御殿の入場は16時までで、正門・東門から御殿入口まで徒歩約10分という公式案内です。午前のコースを午後へずらす場合も、城への到着時刻だけでなく御殿入口に着く時刻を見て判断します。天守閣は閉館中なので内部見学を前提にせず、本丸御殿や庭園など現在見られる場所を選びます。

駅へ戻った後の昼食や休憩には、名古屋駅で食事・甘味を選ぶ記事も参考にしてください。出発時刻が決まっている日は、店への移動と待ち時間を残して選びましょう。

コース2|ノリタケの森から名古屋城へ

買い物やものづくりの展示から始めたい人には、通常の周遊便でノリタケの森を先に訪ねる計画が組めます。平日・土日休日とも名古屋駅9時50分発は、ノリタケの森西10時1分着。施設公式はこの停留所から徒歩6分、クラフトセンター・ミュージアムは10時開館と案内しています。

ここでは展示や買い物に約2時間を充て、昼前後に次の移動を考える編集案とします。食器をゆっくり選ぶなら長めに、展示中心ならその日の関心に合わせて調整し、次に乗る時刻に合わせて停留所へ戻ります。

城へ進む便は、名古屋駅から来たときと同じ『ノリタケの森西』の通常周遊を調べます。帰りの名古屋駅方向は『ノリタケの森』停留所で、名前も場所も違います。施設公式では、徳川美術館・栄・城方面からの帰路は『ノリタケの森』下車と案内しているため、施設名だけで乗り場を決めないようにします。

ノリタケの森→名古屋城→名古屋駅とメーグルでつなげば、駅からの分と合わせ計3乗車です。大人1人は都度630円に対して1DAY500円。城を省いてノリタケから駅へ戻るだけなら計2乗車の比較になります。城を追加するかは券の差額より、御殿の最終入場と残り時間で判断しましょう。

このコースで買い物が長引き、城へ向かう時間が足りなくなったら、城の観覧を別の日に回す判断もできます。市内での最後の予定を決めてから、ノリタケの森の公式地図で名古屋駅方向の停留所を確認しましょう。1DAYの利用回数より、観光できる残り時間を基準に変更する方が、入場締切に追われずに済みます。

夕方の帰りと地下鉄の選択

降車する便に加え、帰りに乗る便の時刻も調べておきましょう。2026年3月28日改正表では、名古屋城から名古屋駅方面へ戻る通常便の最終は平日・土日休日とも17時32分です。17時23分は徳川園方面へ進む便です。行名が同じでも、進む方向を取り違えないようにします。

17時32分の城発に間に合わない場合、次のメーグルを待つ計画にはできません。名古屋城公式は名城線『名古屋城』駅7番出口から徒歩5分と案内しています。バス停から駅までの道は別に地図で確認し、地下鉄の乗り換えを検索します。雨や疲れなどで徒歩移動が難しい場合は、同行者の状態に合わせて移動方法を考えます。

地下鉄を選びやすいのは、栄・伏見方面への移動を中心にする日、夜まで市内にいる日、メーグルの停車順では遠回りになる組み合わせです。メーグルの次便まで待つ時間と、駅へ歩いて乗り換える時間を比べて判断します。バスの予定到着時刻は道路状況で変わるため、新幹線など出発が決まっている交通に接続する日は余裕を残します。

メーグル1DAYで地下鉄には乗れません。市バスを含む市交通局の一日券やドニチエコきっぷならメーグルにも使えますが、地下鉄全線24時間券は対象外です。朝にメーグル1DAY、夕方に地下鉄を使う場合は地下鉄分が別払いになることを含めて、券の総額を比べてください。

都度払いと1DAYの料金計算

人数・回数都度払い1DAY
大人1人・2回420円500円
大人1人・3回630円500円
大人1人・4回840円500円
小児1人・2回200円250円
小児1人・3回300円250円
小児1人・4回400円250円
大人2人・2回840円1,000円
大人2人・3回1,260円1,000円
大人2人・4回1,680円1,000円
大人2人+小学生1人・2回1,040円1,250円
大人2人+小学生1人・3回1,560円1,250円
大人2人+小学生1人・4回2,080円1,250円
大人2人+小学生2人・2回1,240円1,500円
大人2人+小学生2人・3回1,860円1,500円
大人2人+小学生2人・4回2,480円1,500円

表は、全員が同じ回数をメーグルに乗る場合の計算です。割引のない通常運賃を回数分支払う場合と、最初から人数分の1DAYを買う場合を比べています。

大人1人は2回なら420円で、500円の1DAYより80円安くなります。3回なら630円なので、1DAYの方が130円安い計算です。小児1人も2回200円、3回300円のため、3回から250円の1DAYが安くなります。『3か所行く』ではなく『3回乗る』ことが比較の条件です。

大人2人と小学生2人なら、1DAYは500円×2+250円×2=1,500円。3回の都度払いは(210円×2+100円×2)×3=1,860円なので差は360円です。途中から一部の人だけ先に帰る場合は、それぞれの回数で計算してください。

乗車回数を増やすために見学を削る必要はありません。1DAYを買った後に2回で切り上げても、時間に余裕を持つという判断はできます。購入前なら、確実に乗る2回と、体力次第の3回目を分けて考えると選びやすくなります。

子どもの区分と施設の入場料

市交通局の区分は原則として中学生以上が大人、小学生が小児です。12歳でも13歳未満の小学生には小児料金を適用し、6歳でも小学校入学前なら幼児とします。年齢だけを見て大人用や小児用を買わず、学年も含めて確認します。

市交通局の幼児の扱いでは、大人または小児1人に同伴する幼児は4人まで無料で、5人目から小児料金です。幼児だけで乗る場合などは別の扱いになります。一般の家族旅行で大人2人と未就学の子ども1人なら、上の表へ小児1人を機械的に足す必要はありません。判断が難しいときは乗車前に人数と年齢を伝えます。

メーグル1DAYの500円・250円には、観光施設の入場料は含まれません。たとえば名古屋城は2026年10月1日改定後の通常観覧料が大人1,000円、中学生以下無料。大人1人がメーグルを2回使って城に入るなら、割引を使わない概算は交通420円+観覧1,000円=1,420円です。施設の割引特典は、使う券と提示の条件を確認してから加味します。

おでかけ前に保存する情報

出発前には、利用日の運行予定、名古屋駅11番乗り場、最初に降りる停留所、最後に乗る便の4つを保存します。途中で予定を変える可能性があるなら、地下鉄へ切り替える駅も1つ決めておくと、現地で検索し直す範囲を絞れます。

情報確認日は2026年10月20日です。運行変更がある日は通常時刻表より当日の告知を優先します。施設の休館日とメーグルの運休日はそれぞれ確認し、バスが走る日にすべての施設が開いているとは考えないようにしましょう。

公式情報・写真の出典・確認日

確認日:2026年10月20日。掲載画像は配布・貸出原本の全構図を使用しています。

乗車券の料金・適用範囲と、メーグルの運行案内・時刻表の確認日:2026年10月30日。